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2002-11-21 Thu
■ “3GHz”と“PCケース”の微妙な関係
■ 人間の脳を凌ぐ(と言われる)スパコン
http://slashdot.jp/articles/02/11/21/0716251.shtml
- 「人間の脳を凌ぐ」スーパーコンピューター、IBMが受注
http://www.hotwired.co.jp/news/news/technology/story/20021120301.html
カーネギー・メロン大学『ロボット工学研究所』の主席研究員である
ハンス・モーベック氏によると、人間の脳の処理能力は推定でおよそ
100テラフロップスだという。1秒間にざっと100兆回の計算が行なえる能力だ。
この数字は、脳には1000億のニューロンがあり、おのおのは他のニューロンと
1000の結合を有し、それぞれの結合部が毎秒約200回の演算を実行できる
という前提に基づいている。
1台目の『ASCIパープル』(ASCI Purple)は2003年の完成予定で、完成すれば、
世界初の100テラフロップス・スーパーコンピューターの誕生となり、
現在のスーパーコンピューターより約3倍速くデータを処理する。
エネルギー省が新しく構築を目指す2台目のスーパーコンピューター
『ブルー・ジーン/L』(Blue Gene/L)の速度は、ASCIパープルをさらに上回る。
2004年に完成予定のブルー・ジーン/Lのピーク性能は360テラフロップスに
なるという。
■ ユビキタスの本質とTRONの可能性
http://www.zdnet.co.jp/news/0211/19/nj00_netkaden_tron.html
「Mark Weiser氏が提唱する以前の1984年に、われわれはTRONプロジェクトで
“あらゆるものにコンピュータを”という考えを提唱していた。つまり、
ユビキタスコンピューティングの概念はTRONが元祖。また、米国や欧州では、
ユビキタスよりも“Pervasive Computing”という言葉の方が認知されている。
ユビキタスと騒いでいるのは、何でも欧米が発祥だと考える日本の
ジャーナリストだけ」(坂村氏)。
■ SME、新しいCDコピー防止技術
http://slashdot.jp/articles/02/11/20/0535252.shtml
採用する著作権保護機能:
1枚の "レーベルゲートCD"は以下の2つのセッションから
構成されています。
●1stセッション
従来のCDと同様の民生用オーディオ機器向け音源については、
パソコンでの再生を不可とするコピーコントロールを施しています。
●2ndセッション
パソコン機器向けに音楽配信と同等の音質の暗号化された圧縮音源が
入っており、インターネットで個別認証する方法によりパソコンでの
再生・複製をコントロールしています。
最近 CD 全然買ってないから、個人的にはどうでもいい。
適用されるのは、邦楽12cmシングルだし。
2002-11-20 Wed
■ 帰ってきたTransmeta
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/1120/comdex05.htm
- Transmeta、新プロセッサ「Astro」披露
http://www.zdnet.co.jp/news/0211/20/nebt_01.html
■ AMD、「ClawHammer」を「Athlon 64」と命名
http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/2002/1120/amd.htm
Athlon 64搭載システムは2003年第1四半期もしくは第2四半期初頭に、
サーバー向けHammerである「Opteron」搭載システムは2003年上半期中に
登場するとしている。
2002-11-18 Mon
■ ポリマーで145GHz、超高速通信実現の可能性
http://www.zdnet.co.jp/broadband/0211/17/11.html
Lucent Technologiesのベル研究所が研究室の制御された環境下で行った
デモで、ある種のポリマー材料はデータ信号を超高速伝達できる物理的特性を
備えていることが分かったという。最高145GHz近い速度を実現できる可能性が
ある。これは光ネットワークの通常の約10GHzを大幅に上回る。
■ 光技術で盗聴不可能な暗号開発
http://www.zdnet.co.jp/broadband/0211/17/12.html
この高速量子暗号化の手法を開発したのは同大学教授のPrem Kumar氏と
Horace Yuen氏が率いるチーム。標準的なレーザーと既存の光技術を用い、
光の構成要素である光子を大きな束にして伝送した。この手法では、
暗号化されたデータを光ケーブル経由で250Mbpsの速度で伝送することが
可能になる。これは既存の量子テクノロジーで実現できる速度の1000倍に
あたる。
この分野の権威であるイリノイ大学の物理学教授Paul Kwiat氏は
「このシステムがセキュアなのは、これに侵入するためには光子に
干渉する必要があるが、光子は干渉されればなくなってしまうためだ」
と解説している
2002-11-08 Fri
■ 2グラムのチップ1個の“本当の重さ”
http://www.zdnet.co.jp/news/0211/07/ne00_microchip.html
32MバイトのDRAMチップを 1 個作るのに
- 化石燃料1.6キログラム
- 化学薬品100グラム強
- 水32キログラム
- 窒素などのガス680グラムほど
が必要
■ 住基ネット,現在の穴は約10個
http://slashdot.jp/security/02/11/07/0926209.shtml
Mainichi INTERACTIVE の記事
に依ると住基ネットで使用している Windows2000 のセキュリティーホールが
放置されている事が解った。
住基ネットでは全国的な管理を行う地方自治情報センターから
「独自判断でのセキュリティパッチ適用禁止」の通達がされており
8月に一度修正ファイルの配布があって以降に発見された
セキュリティホールへの対策は一つも為されていない。
地方自治情報センターでは「修正適用でシステムへの影響が出る為,
動作確認が必要」としているがアンチウィルスのパターン更新を
放置プレイなど,国民の個人情報を扱いながらセキュリティ問題を
抱えてる自覚があるのかと担当者を小一時間(以下略)
■ “紙”はここまでスマートになった
http://www.zdnet.co.jp/news/0211/06/cead_houston.html
SmartPaperは、2枚のマイラープラスチックから構成される。
プラスチックの間には、油性の液体で包まれた数百万の微小な
ポリマービーズが挟まれている。このビーズは直径100マイクロメートル
(髪の毛と同程度)で、片面が白でもう片面が黒になっている。
しかしこのビーズの特殊な点は、片面がプラスの電荷を、もう片面が
マイナスの電荷を帯びているところだ。このSmartPaperに電流を通すと、
それぞれのビーズが回転し、画像が作り出される(この仕組みをもっと
理解したい人は、このデモを見てほしい)。
来年初頭には、2年前にPARCからスピンオフした米Gyricon Mediaが、
小売店でSmartPaperを使った看板のベータテストを4回実施する計画だ。
同社のシステムは、ソフトウェアとSmartPaperの看板をワイヤレス接続した
ネットワークで構成される。小売店はこのシステムを使って、店内の看板の
表示内容を直接SKUデータベースから変更できる(看板のサンプルはこちら)。