Prev / Next

2010-08-05 / Receive Packet Steering(RPS)と Receive Flow Steering(RFS)

memo

Linuxカーネル2.6.35での新機能としては、まずマルチCPU環境でネットワークスループットを向上させる「Receive Packet Steering(RPS)」および「Receive Flow Steering(RFS)」という仕組みの導入が挙げられる。これはGoogleによって提供されたもので、送受信するパケットの処理を複数のCPUに割り当てることで負荷を分散させ、スループットの向上を図るというもの。8コアのCPUを搭載するサーバーで行ったベンチマークテストでは、2〜3倍ものスループット向上やレイテンシの軽減が確認できたという。

Linuxカーネル2.6.35リリース、ネットワーク負荷軽減機構やH.264ハードウェアデコードなどをサポート - SourceForge.JP Magazine


comments powered by Disqus