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2009-04-08 / Postfix のパフォーマンス その2

昨日([2009-04-07-1])に続き,Postfix いじり.

環境としては,1 台のサーバに,
送信用 Postfix,受信用 Postfix x 4
計 5 個の仮想環境を用意.
queue は tmpfs 上に置いてみた.

- Postfixパフォーマンスチューニング
  http://www.postfix-jp.info/trans-2.3/jhtml/TUNING_README.html
を読んでみたけど,ここに書いてある設定はだいたいやっていたし,
sysctl をいじるあたりは,CentOS 5.3 のデフォルトで
上記ドキュメントの設定より大きな値となっていた.

昨日は 32KB のメールを 4 つの host 宛に 500 件ずつするのに
8 分ほどかかるというところまで.

メールのサイズを 4KB に下げたところ,
90 秒で 2000 件を送信できた.

さらに,1 つの host 宛に 4KB のメールを 2000 件送ったところ,
60 秒で送信できた.

ということで,複数のホスト宛に送ると遅くなるので,
1 台のマシン上で複数の仮想環境を動かしているのが
ボトルネックになっているもよう

やっぱり,実機で確認した方がよさそうなので,
明日は実機で確認する方向で.

あと,10000 件など大量に送信しようとすると,
送信用 Postfix の smtpd 部分でタイムアウトしてしまうようなので,
このあたりの設定も調べる.

- Postfix のパフォーマンス [2009-04-07-1]

Referrer (Inside):
[2009-04-09-2] Postfix のパフォーマンスその 3
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