ほとんど使うことはないんだろうけど,
会社の某アプリケーションが header をちゃんと書いていなくて,
Softbank 等,header をちゃんと確認しているところで
受け取ってもらえないので,一時しのぎとして以下の設定を追加.
always_add_missing_headers = yes
たまに思いだせないので,メモ.
delays=a/b/c/d, とあるとき,
a,b,c,d はそれぞれ
a: time before queue manager, including message transmission;
queue に入る前,メッセージが送信されてくるまでの時間
b: time in queue manager
queue に入っている時間
c: connection setup time including DNS,HELO and TLS
接続を確立するのにかかった時間
d: message transmission time.
メッセージの送信にかかった時間
(とりあえずのメモ.あとで追記・修正する)
準備: 仮想 IP address の用意
/etc/sysconfig/network-script/ifcfg-eth0:1
を IP address 192.168.0.12 として用意.
まず初期化
postmulti -e init
これは一度だけ行なえばよい.
デフォルトインスタンスの設定
/etc/postfix/main.cf の設定
とりあえず,inet_interfaces を localhost のみに.
インスタンスの作成
mta というグループに所属する postfix-test という名前のインスタンスを作成
postmulti -I postfix-test -G mta -e create
/etc/postfix-test に main.cf と master.cf ができる
main.cf の inet_interfaces を
inet_interfaces = 192.168.0.12
とする.
また,
master_service_disable = inet
を
master_service_disable =
をとする.
インスタンスの起動
postmulti -i postfix-test -e enable postmulti -i postfix-test -p start
ステータスの確認
# postmulti -a -p status postfix/postfix-script: the Postfix mail system is running: PID: 14364 postfix-test1/postfix-script: the Postfix mail system is running: PID: 14430
# netstat -ln -t|grep 25|sort tcp 0 0 127.0.0.1:25 0.0.0.0:* LISTEN tcp 0 0 192.168.0.12:25 0.0.0.0:* LISTEN
- postmulti を使うため,Postfix 2.6.2 の rpm を作る [2009-06-23-1]
とりあえず,rpm をでっちあげてみた.
まだ動作確認してない.
今回は queue を HDD 上に置く場合と tmpfs 上に置く場合で比較してみた
(sendmail は queue を tmpfs 上に置けなかった).
client -> Postfix -> Postfix(送信先)
という構成で,真ん中の Postfix が 10,000 件のメールをさばくのに,
HDD 上と tmpfs では 3 倍ほど tmpfs の方が高速だった.
これだけだと,tmpfs を使えばいいという話になりかねないけど,
電源切れると tmpfs 上のデータが消えてしまうので,
未配送のメールが消えてしまう可能性があり,
そのままでは使いたくない.
となると,SSD かなぁ……と.
Postfix は 2.3 系を使ったけど,
2.5 系でパフォーマンスが変わるかの確認もしないと.
Vista な PC を client として使ってるんだけど,
数千件以上の smtp 接続を行なっていると,
新規にセッションを張れなくなることがある.
そのため,1 回テストするたびに再起動しなくてはならず,
非常に効率が悪い.
- Postfix のパフォーマンス その2 [2009-04-08-1]
- Postfix のパフォーマンス [2009-04-07-1]
昨日([2009-04-07-1])に続き,Postfix いじり.
環境としては,1 台のサーバに,
送信用 Postfix,受信用 Postfix x 4
計 5 個の仮想環境を用意.
queue は tmpfs 上に置いてみた.
- Postfixパフォーマンスチューニング
http://www.postfix-jp.info/trans-2.3/jhtml/TUNING_README.html
を読んでみたけど,ここに書いてある設定はだいたいやっていたし,
sysctl をいじるあたりは,CentOS 5.3 のデフォルトで
上記ドキュメントの設定より大きな値となっていた.
昨日は 32KB のメールを 4 つの host 宛に 500 件ずつするのに
8 分ほどかかるというところまで.
メールのサイズを 4KB に下げたところ,
90 秒で 2000 件を送信できた.
さらに,1 つの host 宛に 4KB のメールを 2000 件送ったところ,
60 秒で送信できた.
ということで,複数のホスト宛に送ると遅くなるので,
1 台のマシン上で複数の仮想環境を動かしているのが
ボトルネックになっているもよう
やっぱり,実機で確認した方がよさそうなので,
明日は実機で確認する方向で.
あと,10000 件など大量に送信しようとすると,
送信用 Postfix の smtpd 部分でタイムアウトしてしまうようなので,
このあたりの設定も調べる.
- Postfix のパフォーマンス [2009-04-07-1]
仕事で Postfix のパフォーマンスを調査中.
VM を作ってテストしているんだけど,
32KB のメールを 2000 件送るのに,8 分近くかかってしまう.
log にでる delay の値は数秒なので,
qmgr から smtp の部分は問題なくて,
送信要求を受けつける smtpd の部分が遅いのだろうけど,
どうすればいいんだろう?
とりあえず,/var/spool/postfix 以下を tmpfs に置いてみたけど,
数十秒程度しか速くならなかった.
やっぱり,実機で試した方がいいのか?
確認してないけど,VMware の仮想 NIC の帯域ってどうなってるんだっけ?
あと,はじめはメールのサイズを気にせず,
for i in `seq 1 2000` do echo $i | mail -s "test mail $i" [email protected] done
とかやってたけど,これだと process が立ち上がりすぎて
load average がはね上がるので,
Ruby で 4 threads で投げるスクリプトを書いてみたり,
別のマシンでスクリプトを実行したり.
明日は
- Postfixパフォーマンスチューニング
http://www.postfix-jp.info/trans-2.3/jhtml/TUNING_README.html
あたりを見ながらいじっていく方向で.
sysctl については,以下のあたりにメモしてある.
- Linuxでネットワークスループットを改善する [2008-02-14-1]
仕事で必要なので再読.
忘れていることが多過ぎ.
この本は Postfix 2.1 対応のもので,
最新の 2.5 までの間の変更を調べないと.
Amazon で見たかぎり,
2006 年出版の『Postfix 辞典 / とみた まさひろ』が
一番新しい Postfix 本のよう.
商品説明によると
本書は、携帯して使いやすい辞典形式で、約400のパラメータ、約60種のコマンド/設定ファイルなど、Postfixのほとんどの機能を網羅し、利用方法別にまとめました。基本的な設定方法のほか、各項目の索引、「○○するには?」などの逆引きリファレンスなども添付しています。筆者の経験に基づくセキュリティに関する設定や、外部ソフトウェアとの連携についても押えます。メールサーバーの管理者のための実用的なリファレンスブックとして、 Postfixを利用する際に手許に置いておきたい1冊です。ということなので,目を通しておいた方がよさげ.
- The Postfix Home Page
http://www.postfix.org/
- Wikipedia - Postfix
- Postfixのぺーじ-ホーム
http://www.postfix-jp.info/
- Postfix 詳解 [2004-10-29-1]
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2006/0810/index.html
Outbound Port25 Blocking が携帯電話宛以外のメールにも適用.
今年 12 月から順次適用を拡大.
ということで,/etc/postfix/transport を書き換え.
http://ya.maya.st/d/200605b.html#s20060513_1
postfix のおまけについてくる smtp-source というプログラムがあって,
% time smtp-source -s10 -m1000 -t postmaster@hostname 127.0.0.1
でベンチマークができるらしい.
postfix のおまけには smtp-sink という,すべてのメールを捨てる
ベンチマーク用サーバもあるそう.
http://ssl.ohmsha.co.jp/cgi-bin/menu.cgi?ISBN=4-274-06576-6
仕事が早く終わったので,ぶらぶらと神保町のほうへ.
Postfix 詳解 を発見し保護 @ 明倫館書店.
定価 2600円 -> 2000円.
- Postfix 詳解 / 荒木 靖宏
- 修正と解説のpage