忘却に関するエッセイ集.
あとがきで,
だんだん本気になって忘却の肩をもつようになって現在に至っている.とあるように,かなり忘却を押してくるので,一気に読むとくどく感じる.
また,それは言い過ぎなんじゃないか,というバランスの悪さも感じる.
あと,全体的に裏付けがないので,
「程度によったらそうかもしれないけど……」というような,
納得しきれない,すっきりしない点が多い.
まあ,エッセイだし…… ということなんだろうか.
忘却というテーマに絡めるネタの豊富さはすごいと思うので,
単純にそのへんのネタを愉しむのがいいのかもしれない.
- 思考の整理学 / 外山滋比古 [2005-10-10-6]
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[2010-02-28-1] 2010 年 2 月に読んだ本
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