Prev / Next

2005-11-18 /  XFS の XATTR 問題

/**ファイルシステム総合スレ その3**/

383 :login:Penguin:2005/03/31(木) 11:22:29 ID:RtTWMWi9
俺用メモ
http://www.jp.redhat.com/magazine/NO1/
XFSには、XATTRに関して1つ大きな問題があります。
XATTRがiノードに収まらない場合は、1つのデータブロックごとに
1つのiノードという形でデータブロックに格納されるのです。
mkfs.xfs のデフォルトの設定は、ブロックサイズが4096バイト、
iノードのサイズが256バイトになっています
(SELinuxのXATTRを格納するには、iノードが30バイトほど小さすぎます)。
つまり、デフォルトのXFSファイルシステムでは、SELinux のXATTRが
1つのiノードにつき4096バイトを占めることになり、多くの場合これは
ディスク空間のかなりの部分に相当してしまいます!
XFSファイルシステムの作成時に“-i size=512”というオプションを
使用すると、iノードのサイズが512バイトになり、SELinuxのXATTRが
iノードに収まるようになります
(スペースと性能の面で大きなメリットが得られます)。
また、512バイトのiノードにすると、明らかにその他の操作も
少し性能が向上します。
XFSを使用する場合、もし将来SELinuxを使う予定があるなら、
512バイトのiノードを使ってすべてのファイルシステムを
作成しておくと良いでしょう。


XFS のパーティションが 1 つあるけど,ファイルを退避する余裕がないので

mkfs.xfs -i size=512 /dev/hdxx


しないで,そのままにしておく.

via: Staff's Diary
     http://www.asahi-net.or.jp/~kw3m-nki/moomoo/diary/diary0511.html#17-01

comments powered by Disqus