【冷静】Linuxコミュニティ vs. SCO【必死】 part 6
http://pc.2ch.net/test/read.cgi/linux/1059836590/155-162n
【冷静】Linuxコミュニティ vs. SCO【必死】 part 6 155 :24 :03/08/05 23:45 ID:K1NsW7wO オープンソース童話 「ふしぎな ごみばこ」その1 むかしむかし、UNIXという名前の町では、住む家や家具などの値段が高くてみん な困っていました。 ある日、ストールマンという神様が空から降りてきて、「GNU」と書かれた大きな ごみ箱をみんなに与えました。神様はいいました。 「このごみ箱はまほうのごみ箱で、いちど中にいれたものは何回でも同じものを取り 出すことができる。その代わり、いちどごみ箱にいれたものは誰の物でもないのだか ら、とりだした物を使い終わったら、またごみ箱にもどさなければならないよ。」 ちなみに、「GNU」というのは「GNUはUNIXではない」という意味です。じ ゃあ最初のGはなんなんでしょうね。へんな名前です。 それでも、みんな相変わらず家を建てるのに高いお金を払わざるを得ませんでした。 神様は、ごみ箱を作ってくれましたが、中には大工道具しか入っていなくて、家を建 てるための柱になる木材が入っていなかったのです。 それに、この神様はへそ曲がりで有名だったので、みんな神様と関わり合いになるの がいやだったのです。 156 :login:Penguin :03/08/05 23:47 ID:K1NsW7wO オープンソース童話 「ふしぎな ごみばこ」その2 やがて、リーナスという若者があらわれました。 「よし、ぼくがこのごみ箱の中の道具を使って家を建てよう。その家をまたごみ箱に もどせば、みんながぼくのつくった家に住んでくれるだろう。」 リーナスはごみ箱のなかに、いろんなものを作っては放り込みはじめました。 リーナスが、家や家財道具など、人々がくらすのに必要なものをすべてごみ箱に入れ ようとしている事を知って、だんだんリーナスといっしょにはたらくなかまも増えて いきました。 「そろそろこのごみ箱のなかの家に名前を付けよう。リーナスが作ったのだから、こ れをリナックスと呼ぶことにしよう」 みんなこの名前に賛成しました。ただ、神様だけは「これはGNUのごみ箱に入れた ものじゃないか。だから、『GNUのリナックス』と呼ぶべきだ」ともんくを付けま した。やっぱりへそ曲がりな神様ですね。 157 :login:Penguin :03/08/05 23:48 ID:XgzrayXF こういうのを書く香具師ってどんな心理状態なんだろうな。 158 :login:Penguin :03/08/05 23:48 ID:K1NsW7wO オープンソース童話 「ふしぎな ごみばこ」その3 神様はさておき、リーナスたちのはたらきでしだいにリナックスはいろいろなものが そろっていきました。建物もさいしょはみすぼらしいあばら屋でしたが、立派なお屋 敷になりました。たんすや机やいすなどの家具もできました。 リナックスがだんだんりっぱなものになってくると、それまで高いお金をはらってお 店や事務所の建物を建てていた商人たちも、ごみ箱から建て物や家具をとりだして使 うようになりました。ごみ箱からとりだせばなんでもただでそろうからです。 ところが、やがてリナックスにもんくをつける人があらわれました。ゲイツという大 工の棟梁です。 ゲイツはNTという家を建てて売っていたので、みんながごみ箱から建て物をとりだ して使うと家が売れなくて困ってしまうのです。 ゲイツは、リナックスの悪口をみんなに言って回りました。 「なんだいリナックスなんか。あんなのごみ箱からとりだしたうさんくさいしろもの じゃないか。きっと家だって雨漏りがするようなおんぼろにちがいないぞ」 でも、ゲイツが建てる家もしょっちゅう雨漏りがしていて、毎日のようにゲイツは雨 漏りを直しているのでした。 159 :login:Penguin :03/08/05 23:49 ID:K1NsW7wO オープンソース童話 「ふしぎな ごみばこ」その4 ゲイツはリナックスにいやがらせをしていましたが、リナックスのみかたをするブル ーという大商人もあらわれました。ブルーは、むかしゲイツとしごとでけんかをした ことがあったのです。 ブルーは、みんなにリナックスの家を建ててあげて、家の間取りを変えたり修理をし たりする商売でゲイツをみかえしてやろうとおもっていたのです。 そこでブルーは、 「もっとリナックスをりっぱなものにしよう。むかし建てていた家のはしらや家具な んかもこのごみ箱に入れよう」 と、リーナスたちといっしょにはたらきはじめました。ブルーがごみ箱に入れた立派 な家財道具のおかげで、リナックスはますますいろんな職人や商人たちの建物に使わ れるようになっていきました。 160 :24 :03/08/05 23:53 ID:K1NsW7wO オープンソース童話 「ふしぎな ごみばこ」その5 ここであらわれたのが、スコという詐欺師です。スコはゲイツにわるだくみをもちか けました。 「ゲイツさん、わたしが力をかしてあげましょう。でも、力をかしてあげるのだから その前にちょっとお金をかしてくださいね。」 ゲイツからうまいこと言ってお金をまきあげたスコは、こんどはブルーにもんくをつ け始めました。 「やいやいブルーよ、おまえがごみ箱に入れた木材は私のおじいさんがおまえに貸し てあげたものじゃないか。それをごみ箱に入れて、みんなが使えるようにしてしまう とはなんてことをしてくれたんだ。」 さらにスコは、リナックスの家に住んでいる人たちにももんくをつけました。 「おまえ達が住んでいる家は、本当なら私のものだったはずの木材を使って建ててい るんだ。おまえ達はだからどろぼうのようなものだ。どろぼうだと言われたくなけれ ば、私の木材を使っている分の代金を払ってくれ」 これは困りました。みんなすっかりまほうのごみ箱から家をとりだすことがあたりま えになっていたので、いまさらスコにお金を払えといわれてもとまどってしまいます。 それに、なにもこころあたりがないのに、どろぼうだと言われて良い気持ちはしませ ん。 161 :24 :03/08/05 23:54 ID:K1NsW7wO オープンソース童話 「ふしぎな ごみばこ」その6 それに、スコの言い分もよく聞くとおかしな話ばかりでした。ブルーがスコにいいか えしました。 「むかしの帳簿をしらべてみたが、スコに借りた木材はちゃんとかえしているじゃな いか。私がごみ箱に入れた木材は、それとは別に私が森から切りだしたものだ。別に おまえにお金を払う必要はないじゃないか。 そんなにいうならわたしがごみ箱に入れた木材で、どれがおまえの物だったか教え てほしいんだが。」 これに対してスコは、 「いやなこった。そんなことをしたら、どろぼうがなかったようにごまかされてしま うじゃないか。だれが教えるもんか」 と言いました。 これもまた変な話です。リーナスやブルー達がごみ箱に入れた物は、いつでも同じも のを取り出せるのだから、その中のどれがスコのものだったのか言えば済むことなの です。ごまかすことなんて出来ないんですけどね。 162 :24 :03/08/05 23:55 ID:K1NsW7wO オープンソース童話 「ふしぎな ごみばこ」その7 それでも相変わらずスコはおかしな要求を続けています。 「だいたいリーナスみたいな若造達がこそこそやっているだけでまともな建物が建つ はずがないじゃないか。今のリナックスはすべてブルーが建てたようなものだろう。 そのブルーが建てた木材は私の物なんだ。このどろぼうどもめ」 もんくを付けた上に、いままではたらいてきたリーナスたちのこともばかにするスコ にみんな怒っています。 いままでリナックスの家をごみ箱から取り出して組み立てる商売をしていた、赤帽さ んも 「おい、おまえの言っていることはうそばかりじゃないか。ひとをばかにするのもい いかげんにしてくれ。」 とスコにいいかえしました。 スコはあいかわらず 「私は、どろぼうをしている人たちがそれに気づいていないのを教えてあげているだ けなんだ。さっさと金を払ってくれ」 と言っています。 ------------------------------------------------------------------ とりあえず最新情報までは入れまつた 決着しないことには童話の方もおわらんな(´・ω・`)ショボーン